VT Marketsは2015年に設立され、2022年10月より日本向けにサービスを提供しているFX業者です。
VT Marketsの特徴を、以下の表にまとめました。
VT Marketsの特徴 | |
口座タイプ | ・スタンダードSTP口座 ・RAW ECN口座 |
最大レバレッジ | 1000倍 |
スプレッド | 米ドル円:1.3pips ユーロドル:1.2pips |
取扱銘柄 | ・FX通貨ペア ・貴金属CFD ・株価指数CFD ・エネルギーCFD ・株式CFD ・ETF |
入金方法 | ・国内銀行送金 ・クレジットカード/デビットカード(VISA/masterCard) ・bitwallet ・仮想通貨(ビットコイン/テザー/イーサリアム/USDコイン) |
出金方法 | ・国内銀行送金 ・クレジットカード/デビットカード(VISA/masterCard) ・bitwallet ・仮想通貨(ビットコイン/テザー/イーサリアム/USDコイン) |
ボーナス | ・入金ボーナス ・ロイヤリティプログラム |
VT Marketsは、際立った特徴はありませんが信頼性も高くバランスのよい業者と言えるでしょう。
ストップレベルゼロ、スキャルピングやEA(自動売買)の制限もないので、初心者から上級者まで幅広いトレードスタイルに対応できます。
ただしロスカット率は50%と高めに設定されているので、ギリギリまで保有したいトレーダーには不向きです。
また、ASIC・FSCAという権威性の高い金融ライセンスを取得しており、分別管理も行っているので会社としての信頼性も確保できます。
VT Marketsの出金拒否情報
VT Marketsの出金拒否について、X(旧Twitter)にて調査したので紹介します。
結論からお伝えすると、悪質な出金拒否はないものの、運営サポートへの不満が多く挙がっています。
内容見てみると、利用規約違反やボーナスの出金ルールが守られていないことが大半でしたが、運営の返信がなかったり何か月も放置するなど対応面で疑問に感じることは仕方ない部分と言えそうです。
VT Marketsは日本語サポートをしているものの、日本人スタッフがいないためコミュニケーションに時間がかかっていると考えられます。
① 出金トラブルに対するサポートからの返信がない
VTMarkets、本日着金。申請から1ヶ月かかった。出金拒否ではないと思ってたので、おそらくオペレーションミス。何度も問い合わせたが最後まで返信はなかった。そういうブローカーなんだと理解できた。
— N301 (@N___301) January 4, 2024
VT Marketsでは、数は多くありませんがいくつかの出金トラブルに対してサポートの返信がないことに不満の声が挙がっていました。
中には申請から1ヶ月かかってから着金するなど、対応の遅さへにも憤りを感じているようです。
出金できたユーザーは、何度もメールやチャットにて問い合わせや出金申請を行って催促を促して解決したとの声も挙がってることから、サポートの対応は満足できるものとは言い難いです。
VT Marketsのサポート連絡は日本語でも可能ですが、日本人スタッフは在籍していないことも大きな原因と考えられます。
② ボーナスの反映が遅い
vtmarket、申請から48時間越えたけど、未だ口座開設入金不要ボーナスつかないのだが…ヤバめブローカーさんですかね?!
— じょん紋次郎 (@jackalfromMisso) May 31, 2023
VT Marketsは、ボーナス反映時間が遅いという声もありました。
実際には、反映には個人差があったようで早い人は5分ほど、遅い人では2日ほどしても反映されないという人もいるようです。
ボーナスを利用するには本人認証および書類提出をする必要があり、確認に時間がかかったものと考えられます。
③ VT Marketsを利用した投資詐欺が起きている可能性がある
たくみ、ユウジ、33などの名前で、出会いアプリ タップル
ロマンス詐欺
同じ方いましたら
情報お願いいたします#ロマンス詐欺#vtmarkets というサイトに入金させられました#仮想通貨 pic.twitter.com/Dei3BnYgVQ— ロマンス詐欺被害者です (@samuelchannel_) August 27, 2022
VT Markets自体が悪いわけではありませんが、投資詐欺に利用されている可能性もあるようです。
VT Marketsを利用したロマンス詐欺で、入金させられたという声も挙がっているので注意が必要です。
また、VT Marketsは、地域別に公式サイトやSNS(X)のアカウントを複数持っていることもあり、わかりづらくなっていることもあるでしょう。
口座開設や入金には注意をし、巻き込まれないようにしましょう。
VT Marketsの口コミ・評判
次に、VT Marketsの口コミ・評判について紹介します。
サービス自体は2015年から行っているものの、日本向けには2022年10月からと比較的新興業者になることもあり、口コミや評判自体もそこまで多いわけではありません。
反対に言うと、口コミや評判の多さから信頼できる業者かを見極めたい人には向かないです。
① 2種の金融ライセンスを取得しており信頼性を確保している
実際にVTMarketsさんを使ってみて、ランクアップしました。
信頼性の部分はかなり高いのですが、まだ日本人利用者が少なく評判は少ないので4です。他はかなり良いと思います。 pic.twitter.com/nWfXjLjrfE— ✯王様✯EA開発&無料配布中👑 (@osama_kaigaifx) May 23, 2023
VT Marketsは、グループ会社全体で2種の金融ライセンスを取得しており、信頼できる業者と言えるでしょう。
- ASIC(オーストラリア証券投資委員会)
- FSCA(南アメリカ金融セクター行為監視機構)
ASICとFSCAはどちらも取得難易度が高く、信頼性と安全性を担保できると言えます。
さらに、VT Marketsでは資金の分別管理を大手銀行で行っていることもあり、顧客の資金は高いレベルで保たれていることも安心ポイントと言えるでしょう。
特筆すべきはVT Marketsは「完全A-book業者」であることです。
A-book業者とは、NDD方式を採用していることを指し、顧客が注文した場合に支払うスプレッドや取引手数料のみを収益源としています。
そのため、FX業者にとって、顧客が利益を出してさらに利用してくれることが重要なのです。
つまり、トレーダーが大きく利益を出したりスキャルピングを行っても、基本的には口座凍結や出金拒否がないということです。
② 100%入金ボーナスを利用できる
さて、100%入金ボーナスもらって、今日から裁量トレード再開。スプレッドせまくて、スワップフリーでなかなか良い感じです。 pic.twitter.com/qhDR1wzzmI
— やまちゃん@諦めなければ負けていない (@yama_yama1985) June 26, 2024
VT Marketsは入金ボーナスを行っており、利用すればお得に取引ができます。
ボーナスの詳細は以下の通りです。
内容 | ボーナス上限 | |
100%初回入金ボーナス | 初回入金の100% | 500ドル |
20%入金ボーナス | 入金額の20% | 1.000ドル |
VT Marketsでは、100%初回入金ボーナスと20%入金ボーナスを行っています。
初回入金ボーナスは500ドルを上限に、20%入金ボーナスは1.000ドルを上限に付与されます。
ただしボーナスにはいくつかの出金ルールがあります。
共通するボーナスの受け取りルール
- ボーナスは出金できない
- ボーナスが残った状態で証拠金を出金するとボーナスの一部もしくは全額が消滅
20%入金ボーナスの受け取りルール
- 1,000ドル以上の入金
- ボーナスを受け取るにはサポートへの連絡が必要
まず、ボーナスを受け取ったあと、ボーナスの残高が残った状態で証拠金を出金すると「出金額と同額のボーナスが消滅」します。
たとえば5万円の出金をした場合、ボーナスも5万円消滅するというルールがあります。
そのため、出金する時はボーナスの残高に注意し、ボーナスが余っている場合は使い切ってから出金申請するようにしましょう。
また、20%入金ボーナスにも独自の出金ルールが設けられています。
1,000ドル以上の入金をしたあとにはボーナス受取り申請が必要となり、入金だけではボーナスを受け取ることはできません。
ボーナス受取り時のルールを知らずに出金申請をして、出金トラブルにあったという口コミもあったので事前に理解しておくことが重要です。
VT Marketsはサポート体制に不安がある:まとめ
今回はVT Marketsの出金拒否や口コミ・評判について初回しました。
出金拒否に関する口コミはあったものの、利用規約違反やボーナス出金ルールが守られていないことがほとんどのようです。
ただし悪質な出金拒否はないものの、運営サポートには不安があると言えます。
実際にSNSでも「連絡したのに返信がない」「たらいまわしにされた」「何回も連絡しても毎回同じ返答しかない」など、不満の声が多く挙がっていました。
日本人スタッフがいないこともあり、日本語でのやり取りに時間がかかると推測はできますが返信がないことは不安に感じても仕方のないことと言えます。
また、VT Marketsは特筆すべき特徴はないものの、ボーナスキャンペーンが利用できる、ストップレベルゼロでスキャルピングやEAも制限がないという環境から、バランスよく利用できる業者と言えるでしょう。
興味のある人は、この記事を参考に口座開設してみてはいかがでしょうか。